旭峰
作出年度 昭和10年代
作出者 不詳(福岡県)
命名者 高岡武正(福岡県)
登録年度 昭和47年
登録者 高岡武正(福岡県)
羅紗系の中では大型種で珍しい品種である。地合いは艶消しで、葉肉が厚い。覆輪は黄味を帯びた覆輪で、葉の半分ほどにも深く現れ、葉姿を明確にして印象深いものにしている。葉は樋型になり、雅糸竜を現し、葉先は鋭く、折り下げのない葉は直線的に伸びて力強い葉姿である。
性質は強健だが、葉肉が厚いため葉繰りは少ない。
子上げは少なく、芋吹きによって殖やす。北九州方面で古くから『百万両』と珍重されてきたが、その後順調に殖え、入門種として人気を博している。